…………ふぅ
捨てたのだろうか。捨てたのだろう。
取り戻せないだろうか。取り戻す気は無いのだろう。
こんな所まで流れ着いて。戻る道も既に消え果てて。
それでも、後ろ髪を引くものもあるのだと。
「‥‥やるせねーな」
ぼやいた。
呟きは、すぐに風にとけて消えた。
涙は流れない。ただ、空虚な心が何処か遠い。
煙草を銜える。紫煙をくすらせ、ただ戻れない昨日を見詰めた。
‥‥いや、見る事もできなくなってしまった、昨日を思い描いていた。
取り戻せないだろうか。取り戻す気は無いのだろう。
こんな所まで流れ着いて。戻る道も既に消え果てて。
それでも、後ろ髪を引くものもあるのだと。
「‥‥やるせねーな」
ぼやいた。
呟きは、すぐに風にとけて消えた。
涙は流れない。ただ、空虚な心が何処か遠い。
煙草を銜える。紫煙をくすらせ、ただ戻れない昨日を見詰めた。
‥‥いや、見る事もできなくなってしまった、昨日を思い描いていた。
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